気密測定立ち会いレポート|東大阪の分譲住宅なら城戸産業

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2023.08.29 分譲地関連家づくりコラムリフォーム・リノベ

気密測定立ち会いレポート

2023.08.29
分譲地関連家づくりコラムリフォーム・リノベ

こんにちは!城戸産業の藤田です。
先日、弊社にてスーパーウォール工法で建築中の住宅の気密測定に立ち会ってきました。

ちなみに気密測定とは、C値を測定することです。

本日はそのレポートをお届けします。

■C値とは

まずは、C値について簡単にご説明します。

C値とは、家全体に隙間がどのくらいあるか?を表す数値で「隙間総面積」とも言われています。

当然のことながら、隙間が小さいほうが気密性が高いということになります。

過去に定められていた国の基準は、北海道や東北などの寒冷地で「C値2.0以下」、その他の地域では「C値5.0以下」でした。

※2025年以降の省エネ義務化では「C値1.0以下」が基準となります。

ちなみに海外での基準では最も厳しいデンマークやオランダが0.6、ドイツやノルウェーは1.0となっています。

■家の気密性が低いとどうなる?

気密性が低いということは隙間が多いということなので、換気効率や暖房効率が悪くなります。

また湿気を含んだ空気が住宅の内部に入り込むため結露が発生しやすくなり、カビが生えたり木材や断熱材の劣化につながります。

■さて今回のC値は?

測定の結果、C値は0.3でした!

世界で一番厳しい基準に照らし合わせてもらくらくクリアの数値です。

快適で長持ちする家づくりに、C値という基準は不可欠!

これから家づくりをする方には、ぜひ覚えておいていただきたい知識です。