知っておきたい断熱性の基礎知識|東大阪の分譲住宅なら城戸産業

Staff Blog
スタッフブログ

2023.08.22 分譲地関連家づくりコラムリフォーム・リノベ

知っておきたい断熱性の基礎知識

2023.08.22
分譲地関連家づくりコラムリフォーム・リノベ

こんにちは!城戸産業の藤田です。

夏の暑さや冬の寒さ、周囲の騒音などから住宅を守り、快適性を保つためには、高い断熱性能が不可欠です。

今回ご紹介するのは、そんな「断熱性」に関する基礎知識です。

■そもそも「断熱」とは?

空間を板だけで区切っても、熱は直接向こうの空間に伝わってしまいます。
「断熱」とは、板と板の間に断熱材を入れることで熱を遮り、快適性を保つための技術です。

■一般的な断熱材はグラスウール

断熱材として最も一般的なものがグラスウールです。
弊社でも2021年の前半頃までは標準仕様がグラスウールでした。

しかしこのグラスウールには、次のようなデメリットがあります。

・壁の中にどうしてもスペースができてしまう
・水分を含むので自重で落ちて壁の上部が断熱できていないことがある(施工が悪いとそうなります)

■ウレタンを壁に流し込むウレタン吹付断熱材アクアフォーム

ウレタン吹付断熱材はグラスウールのデメリットが解消された断熱材です。

隙間なく施工することができ経年劣化で落ちてくることもありません。

ただ施工の時期が極端に暑かったり寒かったりすると、断熱効果が薄くなってしまうことがあります。

■スーパーウォール工法

現場で施工するウレタン工法とは違い、スーパーウォール工法はしっかりと温度管理された工場でウレタンを吹き付けて作られた壁を現場に運んで設置する工法です。

そのため季節に関わらず安定した断熱性能を発揮することができます。

もちろん城戸産業でもスーパーウォール工法での家づくりが可能!

次回は実際にスーパーウォール工法で建てられた住宅の気密測定に立ち会った様子をご紹介します。どうぞお楽しみに!