免震、耐震、制震、どう違う?【前編】|東大阪の分譲住宅なら城戸産業

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2023.07.18 分譲地関連家づくりコラム

免震、耐震、制震、どう違う?【前編】

2023.07.18
分譲地関連家づくりコラム

こんにちは! 城戸産業の藤田です。

地震大国・日本でマイホームを建てるにあたって、地震への備えは絶対に欠かせない重要な要素のひとつですよね。

住宅における地震への備えには、免震・耐震・制震の3種類があります。
しかしこの3つの違いを明確に理解している人はそれほど多くありません。

そこで今回は、前後編で免震・耐震・制震について、それぞれ解説していきたいと思います。

■免震は、建物に揺れが伝わりにくくする構造

免震とは建物と地面を切り離し、その間に免震装置を設置することで、建物に地震の揺れを伝わりにくくする構造です。

建物に揺れが伝わりにくいため、建物自体の損傷、家具や大型家電の転倒、食器やガラス類の飛散といったリスクが大幅に軽減されます。

大地震が起こると、散乱したガラスで足を負傷したり、転倒した大型の家具・家電の下敷きになって負傷したり亡くなったりするケースが多くあります。

そうしたリスクを軽減できる免震構造のメリットは、かなり大きいと言えるでしょう。

■免震構造のデメリット

地震の被害を最も少なくしてくれると言われる免震構造ですが、耐震・制震に比べると、コストが上がってしまうというデメリットがあります。

また、免震構造は横揺れには強いものの、縦揺れにはそれほど効果を発揮しない場合もあります。

>>【後編】へ続く