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2024.01.30 分譲地関連家づくりコラムリフォーム・リノベ

人気急上昇中の設備「パティオ」とは? パティオのメリット・デメリットと活用法などをご紹介!

2024.01.30
分譲地関連家づくりコラムリフォーム・リノベ

近年、ご自宅の間取りにパティオを導入する方が増えてきました。この記事では、

・パティオとは?
・ファティオとテラス、どう違うの?
・パティオのメリットとデメリット
・パティオを取り入れる際の注意点
・パティオ活用法
・失敗しないパティオのある家の作り方

といった内容についてご紹介します。

 

パティオとは?

 

パティオとは「コの字型」「ロの字型」の住宅の内側に設けられた庭のこと。元々はスペイン語で中庭や裏庭を意味する言葉です。

スペインは夏場、地域によっては40度を超える厳しい暑さに見舞われる土地です。そこで涼を取るための生活の知恵として普及したのがパティオですが、その開放感や利便性から、今や日本でも人気の間取りとなりました。

 

パティオとテラス、どう違うの?

 

パティオは前述の通り、中庭や裏庭を指す言葉で、屋根はありません。
語源はスペイン語の「patio=中庭」です。

一方テラスは、屋根の有無は関係なく地面から1段上がった場所のことを指します。語源はフランス語の「terrasse=盛り上げた土」。室内と一続きになった外の空間です。

 

パティオを導入するメリットとは?

プライバシーを確保しやすい

パティオは四方を壁や部屋に囲まれている空間です。そのため開放感のある屋外でありながら、近隣住民の目に触れることがありません。プライバシーをしっかり確保することができます。

 

安全を確保しやすい

パティオは室内から目が届きやすいので、お子さまやペットを遊ばせてあげる空間としてもおすすめです。

道路に飛び出す危険もなく、近隣からの視線も気にする必要がないため、プール遊びなども安心してさせてあげることができます。

 

光と風を取り入れやすい

窓の面積が増えるため自然光を取り入れやすく、換気のために窓を開け放っても他人に覗かれたり侵入されたりする心配がありません。

自然光がたっぷり入る空間は、メイクをしたり、お子さまがお絵かきを楽しんだりするのにも最適です。

 

癒しと楽しみの空間として活用できる

家族や友人とバーベキューをしたり、夏の湯上りに涼みながら冷たいものを楽しんだりできるのも、パティオがある家の醍醐味です。

また、四季折々の花を育てたり、自家製の野菜作りをするのもおすすめです。

 

「眺める」楽しさもある

お気に入りの植物を植えてライトアップするなど「眺める」目的でパティオを導入する方も増えています。屋内にいながら外の空間を感じられるので、室内も広がりが感じられます。

 

インパクトのある家になる

玄関を入ってすぐに明るい光が降り注ぐパティオが目に入る家は、非常にインパクトがあり、訪れた人の記憶にも残ります。

ご自宅に招いたお友達にも、かなり印象的な記憶となるでしょう。

 

行き止まりがない回遊動線を作れる

パティオを内包する形で作られた「ロの字型」住宅の場合、家の中に行き止まりがない回遊動線を作ることができます。

ただしこちらは、家をより広く感じさせる動線である一方で、「生活動線が長くなりすぎる」と感じる人もいるので、設計時に綿密な打ち合わせが必要です。

特にパティオが家事動線の妨げになることがないよう、よく考えましょう。

 

パティオを導入するデメリットは?

建築費用、メンテナンス費用が上がる

建物の形状がコの字やロの字になることで外壁の表面積が増えるため、建築費用やメンテナンス費用がアップします。

 

維持・管理の手間がかかる

ガラス面が多いパティオの場合はガラス清掃が必要ですし、植栽を植えている場合はその手入れも必要です。

ご自身で清掃や手入れをするか、業者に依頼するかによって、手間やコストは変わってきます。設計時にしっかりと打ち合わせしておきましょう。

 

断熱効果が低くなる

一般的に冬場に室内の熱が外に逃げてしまう割合は、5割以上が窓からだと言われています。

よって、パティオを設置してガラス面が増えることで、どうしても断熱性もダウンしてしまいがち。きちんと対策しなければ光熱費が上がってしまいます。

【パティオの光熱費対策とは?】
あらかじめ、ペアガラスやトリプルガラスといった断熱性の高い窓ガラスを選ぶのがおすすめです。

 

居住スペースが狭くなる

当然といえば当然のことなのですが、パティオを作ればその分、居住スペースが狭くなります。

パティオがある家は、遊び心や精神的な豊かさを満たしてくれる半面、実用面でのメリットはそれほど高くありません。特に土地が狭い場合などは、その点を最初からある程度覚悟しておく必要があるでしょう。

 

パティオを取り入れる際の注意点

注意点1「綿密な排水計画」

建物で庭をぐるりと囲む形になるので、どうしても水が溜まりやすくなります。そのため、台風や大雨に備えた排水計画が必須です。

日常的にパティオに水溜まりができてしまうと、湿気が多くなりカビや虫も発生しやすくなってしまいます。

また、排水設備に枯れ葉やゴミなどがつまらないよう、定期的なメンテナンスが必要です。

 

注意点2「収納の確保」

台風や大雨の時、テーブルや椅子をしまっておける場所や、履物をしまえる収納が必要です。

 

注意点3「使用目的はなるべく明確に」

「パティオでどんな風に過ごしたいのか」を、なるべく明確にしてからプランニングしましょう。

例えばパティオでお茶やランチを楽しみたいのか、それともバーベキュー大会を開催したいのか、ガーデニングをしたいのかで、設計がかなり変わってきます。

 

パティオ活用法

2世帯住宅の中間地帯として

2世帯住宅の中間地点としてパティオを導入しているお宅も少なくありません。

パティオを中継することで、親世帯、子世帯それぞれのプライバシーをしっかり守りながらも、お互いの生活の息遣いを感じられる絶妙な距離感を保つことができます。

お孫さんが祖父母の元を訪ねる際も、パティオ経由なら安心ですね。

 

セカンドリビングとして

家族が集うセカンドリビングとしても、パティオは活躍します。

お家の中でまったり家族団らんも良いですが、時には外の空気を感じながら家族で食事を楽しんだり、夫婦でお酒を飲んだりするのも素敵ですね。

 

失敗しないパティオのある家の作り方

 

パティオは陽のあたり具合によって、雨が降った後、数日に渡って「地面が湿ったまま」「水溜まりができたまま」になってしまうことがあります。排水しても、陽が当たらないと濡れた地面はなかなか乾きません。

そうなると湿度が上がって住宅を傷める原因にもなりますし、前述の通りカビや虫も発生しやすくなってしまいます。

当然、虫が多いと窓を開ける気にもならないので、気持ちよく換気もできません。せっかくコストを掛けてパティオを作っても、これではその値打ちも半減してしまいます。

そんな事態を防ぐには、

・ある程度の日当たりを確保する
・排水計画をしっかり練る
・最初からパティオの全面にタイルやデッキを敷く

といった方法があります。

どうせパティオを作るなら、家族みんながいつでも気持ちよく使える状態を保ちたいものですね。

 

「パティオのある家」の出来栄えは設計士の腕次第!?

 

「パティオのある家」は、その出来栄えが設計士の腕の良し悪しに大きく左右される、と言われます。

可能ならパティオを設計した経験が豊富で、間取りの相談にも柔軟に応じてくれる設計士がいる住宅会社を選びましょう。

もちろん、弊社の設計士もパティオのある家の設計をはじめ、さまざまなニーズに対応可能です。

この記事が、みなさまの家づくりの一助となれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。