こんにちは、東大阪で新築一戸建てを中心に不動産業を行っている城戸産業です。
新しい何かが始まるときって、誰もが不安でいっぱいですよね。
今回は新しく東大阪市にご家族でお住まいになる方、また家族が増えて東大阪市で子育てをすることになる方へ、市が行っている、また東大阪市に住むにあたって知っておくとよい情報をご紹介します。
■子ども医療費助成制度
中学校卒業までの子どもの医療費を一部市が負担してくれる制度です。
これにより回の医療機関受診で払う金額は500円以下で済みます。
東大阪市に住所があり、健康保険に加入している子どもで、生活保護やひとり親家庭などの事情により他の医療費助成・控除などをうけていなければ助成を受けることができます。
東大阪市内七か所にある行政サービスセンターか東大阪市役所の市民生活部医療助成課にて、「子ども医療証」の申請が必要です。
申請者の印鑑と対象の子どもの健康保険証を持っていくことで手続きができます。
■妊娠・出産・産後にかかる検診の費用の一部補助
出産前後にお母さんが受診する妊婦健康診査・産後健康診査の費用も一部市が補助してくれます。 乳児健康診査(〇ヶ月検診)一回分も同様です。
東大阪市に居住し出産していれば母子手帳や母子手帳別冊に専用の券がついています。
また、里帰り出産などのために東大阪市以外でこれらの検診を受けたとしても、東大阪市に住民票がある人は、保健センターで申請をすれば、検診費用が戻ってきます。
■子育てコミュニティの充実
東大阪市には無料で訪れることのできる子育て支援センターが市内6カ所にあります(※写真は旭町子育て支援センター)。月曜~土曜の9時から16時半までが開館時間です。子どもが遊ぶことができるおもちゃや、子育てについて学んだり話したりできるイベントもあります。
また、東大阪市は子育てサークルの活動を支援しており、保育所や子育て支援センターで申請をすることによって、集まる場所や絵本・紙芝居の貸し出し、保健師や看護師の派遣などより有意義な活動をすることができます。
■児童手当
これは市ではなく国の制度ですが、中学校卒業までの子どもは毎月児童手当をうけることができます。所得や何人の子供がいるかによって金額は変わってきますが、必ずうけることができます。東大阪市市民生活部国民年金課で申請しましょう。請求者の印鑑・マイナンバーカード・振込口座の通帳・健康保険証が必要です。
■ショートステイ・トワイライトステイ
一時的に子供を公的施設に預けることができる制度です。
ショートステイとトワイライトステイの二つがあります。
ショートステイは事故や出産などの事情で子どもを養育できない場合、7日以内で子どもを預かってくれます。 トワイライトステイは休日や夜間に仕事やその他の事情で子供と一緒に入れないときに、6ヶ月を限度として子供を預かります。
どちらも福祉事務所の家庭児童相談室もしくは子ども見守り課に相談することで利用することができます。
利用料金は所得によって違いますが、ショートステイは2歳以上であれば最高でも1日2750円、トワイライトステイは1日最高750円です。
■一時預かり事業
ショートステイやトワイライトステイと似たような制度ですが、一時預かり事業は単発で子供を預かってくれます。
一時預かり事業は一時的に仕事をしたりするための就労型と、在宅で子供を育てている保護者の事情により子どもをあずかるリフレッシュ型があります。就労型は8時間まで、リフレッシュ型は4時間までが限度で、一時間単位数百円で預けられます。
保育園や認定こども園が預かり場所となっており、とても安心です。東大阪市役所の子どもすこやか部で問い合わせを受け付けております。
■小児慢性特定疫病医療費助成制度
長期療養の必要な、慢性疫病(指定されている)にかかっている18歳未満の児童の医療費が公費によって賄われる制度です。 18歳に達しても治療対象であれば、20歳まで助成を受けることができます。
■まいど子でもカード
これは大阪府福祉課の取り組みですが、まいど子でもカードは、子育て世代を応援するための取り組みです。
まいど子でもカード会員になると送られてくるカードもしくはメール上のデータをまいど子でもカード協賛店で見せるだけで、サービスを受けることができます。
18歳未満の子供がいる世帯なら簡単に会員登録することができ、お出かけをより楽しめます。2016年で大阪府内に11000か所の協賛店があり、ホームページでどこが協賛店であるか検索することもできます。
ちなみに、東大阪市内には約900軒の協賛店があります(2006年当時)。 お母さんだけでのお出かけでも使用することができ、とてもお得なカードです。
東大阪市が行っている子育て支援のなかでも一般的なものをご紹介しました。 たくさんのサービスをどんどん使っていくことでゆとりのある子育てができることを願っています。 また、支援を受けに行くことでママ友が増えたり、知らなかったお得な支援を知ることができたりするのではないでしょうか。